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2025年07月16日
築25年以上の住まい、5軒に1軒がシロアリ被害

私たちが国土交通省補助事業で行なった「シロアリ被害実態調査報告書(2013)」では、築年数ごとにシロアリ被害率を報告しています。築10年未満では5%程度と一見低く見えますが、築15年以上で10%、20~30年では20%近くに達し、築年数と被害率には正の相関がみられました。
つまり、日本の木造住宅の実に“5軒に1軒”が被害に遭っているという実態が明らかになったのです。
なお、この調査は目視調査であることから壁の内部など発見できなかった被害も存在する可能性があり、
実態はもう少し高い被害率なのではないかと予想しています。

また、同時にシロアリ保証切れ(=薬効切れ)からの経過期間での被害率も調べました。
その結果も想像通り、保証切れからの期間が長ければ長いほど、被害率が高まりました。

日々暮らす安らぎの住まい、資産ともなり得る住まい、大切に維持管理するためには、定期的なシロアリ対策が重要ですね。

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